住宅ローンについて
住宅ローンアドバイザーとは、その名前のとおり、これから住宅ローンを組もうと考えている人に、無理なく返済できるローンの組み方をアドバイスすることのできる資格です。
住宅の購入というのは、一生に一度の買い物とも言われるくらい、おおきなものです。
しかも、ほとんどの人は一括払いで購入することなどはできませんから、ローンを組んで毎月少しずつ返済をしていくことになります。
しかし、ただでさえ不安定で先の見えない時代です。
ローンを組んで家を買ってもその後の返済が計画通りに進まなくなってしまう可能性も少なくないのです。
しかも、住宅ローンの計算はとても複雑で、素人が一度や二度説明を聞いた程度では完全に理解することは難しいというのが現実。
つまり、住宅ローンを組むにあたっての専門家の存在というのはとても重要なものなのです。
そして、そのようなアドバイスをすることのできる知識を持っていることの証明となるのが、この住宅ローンアドバイザーなのです。
住宅ローンアドバイザーになるには
しかし、この住宅ローンアドバイザーは、他の資格とはことなり、ひとつの主催団体によって実施されているものではありません。
住宅ローンアドバイザーの実施団体はいくつかあり、受験時の条件などもそれぞれことなります。
たとえば、金融検定協会という団体が主催する試験では、検定試験で一定の点数を取って始めて、資格が与えられますが、別の全日本不動産協会という団体が主催するものでは、講義を受けて最後に行う小テストに合格すればそれで良いとされています。
このように取得する方法が複数存在するので、もっとも自分が受けやすい方法をえらぶことが賢明かもしれません。
不動産に関連した資格というのは本当にたくさんの種類があり、それぞれによって使われる場所も異なります。
専門家同士のやりとりだけで決定される分野で必要な資格から、実際にその土地や家に住むことになるお客さんに寄り添った内容のものまで、とても幅広いことも特徴でしょう。
また、資格を取得するために実務経験を必要とするものも少なくないため、資格取得に時間がかかるケースも少なくないのが特徴です。
もしこれからなんらかの不動産関連資格を取得しようと考えているのであれば、こういったことを幅広く考えた上でどのような資格を取得するべきか決める必要があるでしょう。
