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天王寺区の特徴

大阪

土地の特徴

天王寺区は、大阪市の中心地にある観光地として非常に有名な場所です。
中心となっているのは天王寺駅周辺で、すぐ隣にある阿倍野区とあわせて区内中心エリアとして機能をしてきました。
駅のまわりには大きな商業ビルが建築されているとともに寺院も複数残されており、歴史的に深い場所ということで観光スポットを多くの人が訪れます。

歴史的には、1925年(大正14年)4月にあった大阪市の第二次市域拡張によって天王寺区が創設されています。
「天王寺」という特徴的な名称は聖徳太子によって建立された「四天王寺」に由来するもので、付近の一帯は古くから天王寺という名称で呼ばれてきました。

ただ、市街地として開発されたのはかなり後になってからで、明治期に入ってから少しずつ住宅が作られるようになっていき、中心地のような市街地というよりは閑静な住宅街として発展してきました。
現在も天王寺公園など自然豊かな環境が残されており、関西でも有数の文教都市として広く知られています。

動向、地価公示価格の推移

大阪市天王寺区の地価は全国ランキングの第30位で平均坪単価は184.7万円です。
年々上昇傾向にある大阪の市街地ですが、この天王寺区においても同様で、前年度と比較して3.73%増と順調な伸び率を見せています。

同じくらいの地価の地域としてはお隣の大阪市阿倍野区や、東京都荒川区といったころがあります。
阿倍野区は昔から天王寺区と関わりが深く、現在も同じエリアが中心地となっているなど連携されている部分が多いのですが、「あべのハルカス」など大型の観光施設が誘致されたことにより、阿倍野区の方がやや地価評価額が高くなる傾向が見られています。

ただ天王寺区は区の面積が非常に狭く、わずかに4.80平方キロメートルしかありません。
これは日本最小の自治行政区である大阪市浪速区の4.37平方キロメートルと近い数値であることから、行政区としてはかなり狭いエリアであることがわかります。

一方の阿倍野区は面積が5.99平方キロメートルとやや広いことから、大型施設を作りやすいという点が有利になっています。

おすすめポイント・住みやすさ

天王寺駅が開業したのは1889年のことで、現在も天王寺ターミナルは複数の路線が乗り入れる交通の拠点として機能しています。

JR関西本線を中心に、大阪市内を走る地下鉄や私鉄の各駅が一同に集結していることから、大阪市内でも随一のアクセスの良い場所です。
それだけ人が多く集まる地域であることから商業施設もかなり充実しており、百貨店や商店街、地下街など多くの店を利用することができます。

さらに1994年(平成6年)に関西国際空港ができたことにより、国際都市としても発展してきました。

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