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堺市堺区の特徴

大阪

土地の特徴

大阪府堺市は大阪市の真南に位置する大阪第2の市です。
大阪市の人口は大阪府の約30%を占めていますが、堺市にも大阪府全体の9.5%の人口がいることから、かなり大きな街として発展しています。

大阪市同様に、堺市も複数の区によって行政区が定められているのですが、その中心となっているのが堺区です。
堺区は大阪市の南側にある住之江区や住吉区と隣接をしていることから大阪市とも連携が深く、また海岸線に面していることから港町としても古くから使用されてきました。
歴史的には2006年の政令指定都市化によって堺市が7つの区に分割したことにより誕生しており、堺市役所や裁判所などの重要な官庁が区内に設置されています。

「大阪・堺」と言えば江戸時代に「天下の台所」として商業の中心地となっていたことでよく知られていますが、実は明治時代からはどちらかというと工業地帯へとシフトチェンジしています。

大阪夏の陣の戦場となったことでも有名で、戦によって一度は町並みがほぼ完全に破壊されてしまったものの、その後復興のために塹壕をマスの目に掘って道を作ったことから、現在も道路がとても綺麗に整備されています。

動向、地価公示価格の推移

堺区の地価は全国地価ランキングの第179位で、平均坪単価は51.7万円です。
これは前年度と比較して2.64%の上昇率となっていることから、大阪府内でも都市として人気が高まってきている地域の一つであることが伺えます。

なお同じくらいの地価の地域としては、兵庫県宝塚市や広島県広島市西区といったところがあります。

区内にはJR阪和線を中心に南海高野線や南海本線など複数の路線が乗り入れをしており、だいたいまんべんなく公共交通機関によるアクセスが可能です。

おすすめポイント・住みやすさ

堺区は駅前の中心地は賑やかな商業施設と市街地が広がっていますが、臨海部に向かうと大きな工業が目立つのが特徴です。
中でも有名なのが自転車製品や釣具で有名なSHIMANOで、湾岸近くに本社及び工場が設置されています。

また、安土桃山時代に包丁などの刃物を製造して全国に出荷していたことから、現在も民芸品として刃物類を扱うお店が目立つようになっています。

一方で堺市内での住宅地は南部にある西区や東区の方で人気が高まる傾向があり、堺区内の住宅用マンションなどはやや回転率が悪くなってきている傾向です。
といっても大阪市に近い駅周辺には大型マンションも多く建築されており、利便性を重視して入居するという人も若い世代で多く見られています。

また、堺市堺区は大阪でも知る人ぞ知るグルメスポットとなっており、有名なレストランや日本料理店が多く営業しているエリアです。

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