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任意売却取扱主任者

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任意売却取扱主任者の仕事とは

任意売却取扱主任者といった資格は任意売却におけるスペシャリストともいえるものです。
総合窓口として活躍するだけでなく、その他にも、弁護士や債権者等と様々な話をしながら、最終的な任意売却の取引を成功させるための力添えをしていきます。

任意売却というのは非常に様々な手続き等がありますので、専門的な知識を持った人物がいなければ行うことができません。
これまでは基本的に弁護士と不動産業者の中でも責任者などが行っていましたが、任意売却取扱主任者という資格が出てきたことによって、こちらのジャンルに特化して働くことができるようになりました。

また大手の不動産産業者などではこちらの資格を持った人に任意売却の取引を任せることができるため、効率よく仕事をすることができるのです。
そのため不動産業界では生産性のアップを図ることも可能です。

任意売却に必要な返済計画のスケジューリングだけではなく、その他にも様々な債務の返済計画、引越し先の確保など多くの問題が潜んでいます。
こういった問題について一つ一つ依頼主と連携しながら、任意売却取扱主任者が顧客へのアドバイスも行っていきます。

モラルを問われる仕事

任意売却というのは前述の通り非常にデリケートな問題をして隠し持っています。
そのため、このような案件を取り扱うスタッフ自身もある程度のモラルを意識した上で、顧客との取引を行っていかなくてはなりません。

任意売却の依頼者というのは様々な問題を抱えていますので、プライベートな部分に着目した上で取引をする必要があります。
ずんずんと仕事のことだけを考えてしまうようではモラルに問われてしまうこととなるでしょう。

そのため、高いモラルを必要とした資格になっており、任意売却を行う上で、依頼者がどのような心理状況なのかをある程度把握した上で取引を進めていく必要があります。
ですから、そういった意味でも基本的な知識をはじめとして対応方法や弁護士とのやりとり、最終的に取引が完了するまで精神的にも多少のフォローをしながら依頼者とは関係を築いていく必要があります。

活躍できるのは不動産業界だけじゃ無い

任意売却取扱主任者の資格というのは不動産業界だけで役立つものではありません。
債務整理は取り扱っている業種はさまざまですので、弁護士事務所や金融機関など多くの職場を探すことができるでしょう。

こちらの資格を取るためのポイントは実務に関するものとなります。
この実務に関する内容をしっかりと頭に叩き込んだ上で受験に挑んでいきましょう。
またこちらの資格を所得するためには非常に難しい勉強をする必要はなく、6時間の指定された講習を受けるというのが条件になっています。
6時間の講習を受けた後、最終的には試験が行われますので、この試験に合格すれば資格を取ることができます。

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