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土地改良法について

土地

土地改良法ってなんだろう?

土地改良法というと難しい言葉だと思われがちですが、「農業や土木に関する法律」と考えると解りやすいかもしれません。
遥か昔、私たちの生活は農業と一緒に発展してきたと考えて良いでしょう。
私たち日本人の生活に欠かすことができない「米」。このコメを作るために、私たちは田んぼをつくり、そこに水をひいて、十分に食べることができるお米を作ることができるようにしてきました。
実はこの水田、すでに縄文時代から存在したと言われており、この時代から人々は田を作り、そこに水をひくことで田を作り生活の糧にしていたそうです。

そして現代までその方法は受け継がれてきているわけですが、農地を維持するためには水をひく施設が必要ですし、それ以外のものに関してもきちんと使いやすく整備していかなければなりません。
そこで、日本では農業用水をより効率よくひくことができる方法や排水施設を整えています。
他にも、区画整理をしたり農地をきちんと整備したり、場合によっては農道をつくることもしていきます。
防災ダムの建設をはじめ、色々な設備を整えていくための土地改良事業を「土地改良法」と呼んでいます。
参考サイト:一般社団法人 土地改良建設協会 「土地改良とは」

日本は資源に乏しい国と言われていますが、だからこそ国民の食卓に必要な野菜やコメを作っていく農業は非常に大切なものと言えるでしょう。
これからの農業を守るために、この「土地改良法」は欠かせないものです。

これからの土地改良法について

では、これから土地改良法はどうなっていくのでしょうか?
まず、各地で農地に必要な設備が老朽化しているという問題がありますので、それを解決していかなければなりません。設備がきちんと整えられていなければ、今後の農業にも影響がでてくるかもしれませんので、きちんと整備することは必要でしょうね。
また、新しいものをつくるだけでなく「長く使えるものを作っていく」ということも大切です。
せっかく新しいものを作ったとしても、すぐに壊れてしまうようなものならまた作らなくてはならなくなります。
そのようなものではなく、ずっと使い続けるようなことができるもの」を作り上げることが大切なのではないでしょうか。
また、景観についても改正をしていくことが考えられているそうですので、今後はどんどん農地が新しい形に生まれ変わっていくかもしれませんね。
土地改良法の今後を見守っていきたいものです。

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