ランドマークの登場で一躍住みたい街になった墨田区
墨田区といえばスカイツリーのある場所です。
観光地として人気が集まっているのはもちろんですが、ランドマークができたことでさらに人口も増加しています。
人口密度も高くなっており、現在では人口密度は全国で7位です。
シニア世代が多く住んでいることでも知られています。
墨田区の65歳以上の人口は22パーセントとなっており、これは23区内でもかなり高い数値です。
生活のしやすさと最先端との融合
墨田区は昔ながらの下町でありながらもスカイツリーに見られるように最先端の建造物も増えています。
そのため、昔と今との街並みが並んでおりとても面白い街となっており、そこも人気の理由です。
昔ながらの街並みのエリアは下町情緒が残っており人とのコミュニケーションも盛んで古き良き日本の生活が過ごせます。
そのためファミリー世帯も安心して子育てができるとして人気です。
千葉よりのエリアは新興住宅地であり千葉方面へのアクセスはとても優れています。
多くの人は東京都内へのアクセスは気にしますが千葉へのアクセスはあまり気にしません。
しかし、千葉は最近どんどんと再開発が進んでおり商業施設や学校、オフィスも増えています。
そのため千葉への通勤通学をしている人も多いですし、休日に千葉に出かけるという人も多いのです。
千葉へのアクセスは大多数の人の移動と逆方向に進むので都心に出るよりも楽ということで、千葉エリアへ出ることが多い人には墨田区は利便性が高いとして人気なのです。
墨田区の地価公示価格の推移
墨田区はスカイツリーの登場以来高層マンションや街の再開発が進んでおり人口増加率が高まっています。
そのため、地価も上昇傾向にあります。
地価公示価格は171万円であり、これは都内で18番目に位置します。
全国的にも32番目であり、確実に地価は上昇している状況です。
昨年に比べて3パーセントほど地価公示価格は上昇しています。
上昇率は全体的に高くなっており、エリアごとに見ると5パーセント以上上昇している地域も多いです。
特に地価が上昇しているエリアが錦糸町や両国エリアの再開発の進んでいる地域です。
昔の街という印象の強い場所ですが、今では高層マンションも増えており、生活環境も一変しています。
逆にスカイツリーエリアは第1期の土地開発が終了しており落ち着いている状況です。
そのため地価については上昇率2パーセントほどに止まっています。
ただし、押上を中心としたスカイツリーエリアは墨田区の中でも中心地であり、ランドマークとなる場所です。
そのため、そのような地域特性もあり今後も地価は緩やかでも上昇傾向にあると考えられています。