土地を売るなら高く売りたい
誰もがそうですが、どうせ土地を売るなら高く売りたいものです。
これはお金の問題もそうですが、土地を売る場合は「先祖代々受け継いできたものを売る」ということも多いので、少しでもその価値を認めてほしいという人が多いのでしょう。
大切な土地だからこそ、適当な売り方はしたくないということです。これはなんとなくわかりますよね。
しかし、土地や建物を高く売るにはそれなりの工夫をしなくてはなりません。
黙っていて、土地を高く売ることができるほど甘くはないということでしょうか。
では、土地を高く売るためにはどうしたらいいのかをまとめてみました。
まず、土地の相場を知らなければならない
まず、必要なのが「土地の相場を知る」ということです。
いくら高く売りたいと思っていても、1000万の価値の土地に3000万の価値はつきません。それではバブルのような構図になってしまいますからね。
なので、まずはその土地の相場を知ることが大事です。
周囲の土地をみると、大体「どのくらいの価格で売られているのか」が解るでしょう。
このように「相場を知る」ということは本当に大切です。相場を知った上で売りに出さないと、「高すぎて誰も買わない」などということになり、時間が無駄になってしまう可能性もあるでしょう。
また、自分の土地の相場を知っておくというのは「土地を売るときに大体の相場で交渉できる」ということにもつながりますので、ぜひ学んでおいてください。
その土地をどう使うのかが一番いいのかを考える
また、その土地をどう使うのかが一番いいのかも知っておかなければなりません。
田んぼや畑ばかりのところに駐車場を作って売れるでしょうか?
逆も同じで、ビルばかりのところに田んぼを作ったところで売れませんよね。
だからこそ、その土地を使うならどの用途が一番いいのかを考えましょう。
その用途によって、土地の価格もずいぶんと変わってきます。適正価格を知ることができやすくなるのは最大のメリットではないでしょうか。
ぜひ、この「用途」の部分を意識してみてください。
土地は、業者はできるだけ安く買いたいと思うでしょうし、売る側は少しでも高く売りたいと思うものです。
意識の相反がある関係を結び付けるのは大変なことですよね。
でも、お金と言う以前に「縁」ということを考えれば、お互いが気持ちよく取引をすることができるような関係でありたいものです。これから土地を売るみなさんも、そこを意識してみてほしいですね。