小金井市

雨

意外と地味?!小金井市はどのような地域か

小金井市は東京の中心部であり武蔵野台地の南北エリアに位置します。
市内にはJR・中央本線、西武多摩川線という複数の路線が走っており、特に中央本線については都心にアクセスしやすいということで特に地価が高く人気を集めています。

都心から25キロメートルと少し離れていますが、隣接している地域が武蔵野市、三鷹し、国分寺市といった落ち着いた地域です。
このエリアは人が住み始めたのは10000年以上も前と言われており、湧き水が多くあったことがその理由です。
黄金に値する豊富な水が出る、ということが黄金井と呼ばれ転じて小金井という地名となったとも言われています。

村だった時期には神奈川県だった時代もありました。
その後、東京に移管され、昭和33年に市制施行され当初は人口が4万人でしたが今では12万人まで増えています。

面積は11平方キロメートルと決して広くありません。
しかし、その中には東京農工大学、東京学芸大学、法政大学をはじめとした学校が多く立ち並んでいて文教地区としての一面もあります。
学校があることで自然豊かな街並みも広がっています。

レジャースポットや観光施設は目立ったものはありません。
ただ、自然を感じられる場所が豊富であるために生活環境はとても整った地域です。

氾濫対策もしっかりと行われている小金井市

小金井市は雨水浸透施設の設置率が50パーセントと世界一を誇っています。
この施設があることで下水道に流入する雨水を軽減することができるので、河川の水質改善や氾濫防止ができます。

もともと湧き水が多くあった地域であるため地盤の心配をする人も少なくありません。
そこで、取り組みとして氾濫防止策を万全にして生活環境を守るための取り組みをしているのです。

小金井市の土地評価額はこんな金額

小金井市の地価公示価格は124万円であり、これは東京都内では24番目に位置しています。
地価として最も高い地域は、武蔵小金井駅すぐの場所であり、この地域は449万円です。
2番目の本町地域が160万円であることを考えると圧倒的な高さです。

参考として近い価格帯の地域を見ると、練馬区や国分寺市などが挙げられます。
現在は地価が安定的な状況を見せていますが、これから人口増加が見込めるエリアであるために上昇が期待されています。

特に通勤や通学の際に交通の利便性を求めて転入してくる人が多いこと、生活環境が整っていることでのファミリー世帯の増加が予想されています。
そして、その上昇に合わせて地域として対応ができるよう自治体も受け入れ態勢をどんどんと整えており、今後はさらに人口増加と地価の上昇が期待されている地域です。

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